こんな方におすすめ
- レポート作成完了から提出までの流れを知りたい方
- チェックリスト,表紙をいちいち作るのにうんざりしている方
- PDFの結合方法を知りたい方
本記事の内容
- レポート作成完了から提出までの流れ
- チェックリスト,表紙はテンプレート化する
- PDFの結合は「I ♡ PDF」で
実験レポートを書き終わってからそれを提出するという行為は同じ作業の繰り返しで何とかならないかな?もっと早く終わらせる方法はないのかな?と感じている方も多いはず。
本記事を読めば,レポート作成完了から提出までの流れを効率よく進めることができるようになります。
Contents
レポート作成完了から提出までの流れ
レポートをすべて書き終わると達成感に浸るのは十分理解できるのですが,PDFに変換する前に確認すべきことがたくさんあります。特に,誤字脱字やページ番号の抜けは非常に多いです。誤字脱字やページ番号の抜けにより点数が減点されるというのは非常にもったいないので避けましょう。
では,何を確認すればいいのでしょうか。順番にみていきましょう。
誤字脱字がないか確認する
まずこれを必ず行いましょう。自分の書いたレポートを読み直すことで99%の学生さんが必ず誤字脱字を見つけ出すと思います。それくらい誤字脱字は多いのです。
おすすめのやり方としては,ワードであれば,右下の閲覧モードで確認することにより,改行などの無駄なマークや上部のタスクバーも非表示になるので,実際にPDF変換したときと近い状態で確認することができておすすめです。
ページ番号と学籍番号が抜けていないか
これも非常に多いと思います。ページ下部のところにページ番号,ページ上部に実験題目名,学籍番号,名前がきちんと書かれているか確認しましょう。
参考文献の番号が抜けていないか
参考文献を引用・参考したのに参考文献の引用表記ができていない箇所があればきちんと書いておきましょう。
正直学生実験の場合,参考文献についてそこまで見られないかもしれませんが,文中で明らかに文献を参考にしたであろう文章を堂々とあたかも自分が考えたことのように書くと読み手にすぐに伝わり,怪しく思われてしまうので参考文献を引用したところには文献番号をきちんと書くようにしましょう。
また,文献番号がきちんと昇順(1,2,3…)に振られているかも確認しましょう。おすすめの確認方法は,Ctrl + Fで検索画面(ナビゲーション)を開き,“ [ ”と検索すれば,参考文献の番号振り分け箇所のみマーキングされるのでその番号を順に追って昇順になっているか確認しましょう。
式番号は入っているか
レポートで数式を書くときに右側に式番号を書く必要があります。しかし,これもたまに忘れてしまうときがあるので式番号の漏れがないか確認しましょう。
また,これも昇順で振られているかを確認しましょう。確認方法は,参考文献の時と同様にCtrl + Fで“ ( ”と検索するといいでしょう。
数式に単位が書かれているか
数式でもう一つ確認すべきなのが,単位です。文字の数式に具体的な数値を代入する際は必ず単位を後に付ける必要があります。単位がないと,どんな数量かがわからないので減点になります。必ず確認しましょう。
レポートをPDFに変換する
ここまでのすべての事項を確認できれば,ようやくレポートをPDF変換していきます。もし,上記の確認事項をせずに先にPDF化して後になって誤字脱字などに気がつくと,またPDF化するという二度手間に陥るので,必ずPDF化は上記のすべての確認事項をクリアしてからにします。
PDF化の仕方は様々ありますが,おすすめの方法はワードを使う方法です。
「ファイル」⇒「エクスポート」⇒「PDF / XPSの作成」を選択し,名前を付けて保存するだけです。
保存できているか確認しやすいように,デスクトップなどのわかりやすい場所に保存するようにしましょう。
チェックリスト,表紙はテンプレート化する
学校によっては,表紙やチェックリストをレポートの先頭に添付してから提出とするところもあるようです。しかし,チェックリストや表紙などは毎回同じことを入力するだけなので,これらはテンプレート化しましょう。
まず,チェックリストはすべてにチェックを入れて,PDF化しておきましょう。
次に表紙です。表紙の内容は学校によって異なると思いますが,一般的には,①実験題目名,②名前,③提出日・実験日,④共同実験者名,⑤実験班の名前などかなと思います。この中で,②名前,④共同実験者,⑤実験班の名前は,毎回入力する部分だと思います。
まず,これらの毎回記述する部分だけを入力し,F12キーを押して,「名前を付けて保存」の画面を開きます。そして,「ファイルの種類」⇒「Wordテンプレート(*dotx)」を選択し,ファイルの名前を変更して保存します。
こうすることで,このテンプレートファイルを開くと,始めの状態から②名前,④共同実験者,⑤実験班の名前が既に入力された状態になっていると思います。そして,①実験題目名,③提出日,実験日だけを入力し,Ctrl + Sで名前を付けて保存します。保存ができたら,これもPDFに変換すればOKです。
個人的にはWordファイルは保存せずにいきなりPDF変換でもOKだと思います。
PDFの結合は「I ♡ PDF」で
さあここまでくれば,①レポート,②チェックリスト,③表紙の合計3つのPDFファイルが完成しているはずです。あとは,これらのファイルを1つのファイルに結合するわけですが,ここで使用するのが「I ♡ PDF」というオンラインツールです。
I ♡ PDFはPDFに関する様々なツールが用意されており非常に便利です。無料で使える上,サクサク動くので,おすすめです!
今回はPDFの結合をしたいので,「PDF結合」を選びましょう。あとは,結合したい3つのファイルをアップロードし,結合を開始するだけです。
I ♡ PDFには他にも,PDF回転やWord→PDF,Excel→PDF,などさまざまなツールがあるので使わない手はありません!