こんな方におすすめ
- 学生実験レポートを効率的に終わらせたい方
- レポート作成時に便利なショートカットキーを知りたい方
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 使っていないとやばいショートカットキー
- 便利なショートカットキー一覧~ツール別~
- ワード(Word)
- エクセル(Excel)
- パワポ(PowerPoint)
学生の皆さんがおそらくもっとも苦しむであろう実験レポート。
時間もやたらかかり,やる気も出ない。。。
この記事を読んでいただき,ショートカットキーを知っていただくことで,爆速でレポートを終わらせてください。
Contents
使っていないとやばいショートカットキー
実験レポートは,学生の皆さんにとってもっとも時間のかかる課題のひとつであろうと思います。
しかし,やらないわけにはいかないので,できるだけ短時間で終わらせたいという欲望はだれもが持っていると思います。
ここで,質問があります。
ショートカットキーを使っていますか?
使っていない方は,正直やばいです。
周りにいませんか?
なんでこいつこんなにレポート終わらせるの速いんだ?
実は,彼らはショートカットキーを使いこなしている可能性が高いです。
ここでいうショートカットとは,普段はマウスで行う作業をキーボード上で操作することで,時間短縮を図ることです。
マウスに手を触れている時間が長ければ長いほど,効率性が落ちます。
ショートカットキーを使いこなす学生さんと全く使わない学生さんとでは天と地の差が生まれてしまいます。
この記事を読んでいただいている方にはぜひとも,以下に紹介するショートカットキーをマスターして,爆速でレポートを終わらせてほしいと願っております。
また,ショートカットキーは社会人になって事務作業などする際にも必ず役立ちますので,覚えておいて損はないでしょう。
前置きが長くなってしまいましたが,ショートカットキーの重要性を強調させていただきました。
それでは,ツール別に便利なショートカットキーをまとめてみたので,ひとつずつ吸収してください!
便利なショートカットキー一覧(Windows編)~ツール別~
現時点で思いつく限り掲載しましたので,追加で思いついたものから随時更新させていただきます。
ワード編(Word)
ショートカットキー | 意味 |
---|---|
Ctrl + C | コピー |
Ctrl + V | 貼り付け |
Ctrl + X | 切り取り |
Ctrl + Z | 一回前の操作に戻る |
Ctrl + Y | 一回前の操作に戻ったものを戻す |
Ctrl + A | 全選択 |
Ctrl + E | 文字,グラフ,表の中央寄せ |
Ctrl + S | ファイルの上書き保存 |
Ctrl + F | 文字の検索 |
Ctrl + B | ボールド体(太字) |
Ctrl + O | 別のWordファイルを開く |
Ctrl + N | 新規のWordファイルを開く |
Ctrl + P | 印刷画面にジャンプ |
Ctrl + I | イタリック体(傾き文字) |
Shift + Alt + = | 数式の挿入 |
Shift + Ctrl + + | 上付き文字 |
Shift + Ctrl + = | 下付き文字 |
Ctrl + ←・→ | 単語間の移動 |
Ctrl + ↑・↓ | 段落間の移動 |
Shift + ←・→ | 範囲選択 |
Fn + ←・→ | 行の最初・最後へ移動 |
F6 | ひらがなに一発変換する |
F7 | カタカナに一発変換する |
- Ctrl + C コピー
- Ctrl + V 貼り付け
- Ctrl + X 切り取り
これらは,説明する必要はないと思います。
これらの3つのショートカットキーは重要度Maxなので,覚えていない方は真っ先に覚えましょう。
- Ctrl + Z 一回前の操作に戻る
- Ctrl + Y 一回前の操作に戻ったものを戻す
これらは,操作を元に戻したり,その操作を再び戻したりするショートカットキーです。
間違えて文字を消してしまったなどの,間違えてしまった操作を一回前の操作に戻すことで,無かったことにできます。
「Ctrl + Y」は「Ctrl + Z」で元に戻した操作を元に戻すショートカットキーです。
言葉で説明するのはこれが限界ですが,あえて一言で説明するのなら「間違いを修正したものを修正する」といった具合でしょうか。
自分の手で実際に確認していただける方がいいかもしれませんね。
- Ctrl + A 全選択
全選択は,何気によく使います。
Word内に含まれる文章すべてをコピーしたいときなどにおすすめのショートカットキーです。
- Ctrl + E 文字,グラフ,表の中央寄せ
中央寄せは,頻繁に使います。
グラフ,表,それらのタイトルなどは,レポートを書く際にの中央寄せで記述する必要があります。
- Ctrl + S ファイルの上書き保存
このショートカットは,新規で作成したファイルを新規保存するときに実は一番威力を発揮します。
新規ファイルの場合はデフォルトで「文書1」などの名前がついていると思いますが,何も保存していない状態で,「Ctrl + S」を押すと,名前を付けて保存が出て来てくれます。
上書き保存という意味ではあまり使わないかもしれません。
というのも,自動保存を設定している方にとっては,自動的に上書き保存されるからです。
しかしながら,完全にPCに保存を頼ってしまうと,予期せぬエラーで,保存できていなかった!なんてことにもなりかねないので,自分でも「Ctrl + S」を定期的に押す癖をつけおくとよいでしょう。
がんばって書き上げたレポートが白紙になってしまったら,私なら発狂してしまいます。
- Ctrl + F 文字の検索
文字の検索機能はお使いでしょうか?
文字の検索機能とは,その名の通り,文書内の文字を検索してくれる機能です。
どういうときに使うかというと,例えば,参考文献の番号が増えれば何番まで番号を振ったのかとか,今まで繰り返し使ってきた言葉,単語,表現を一括で変更したいときです。
単語や表現の一括変更は「Ctrl + H」の方が速いかもしれません。
- Ctrl + B ボールド体(太字)
- Ctrl + I イタリック体(傾き文字)
これらは,レポートではあまり使わないと思いますが,一応記載しときます。
- Ctrl + O 別のWordファイルを開く
普通なら,「ファイル」タブをクリックし,「開く」のステップを踏まないとワードは開けませんが,このショートカットキーで一発です。
- Ctrl + N 新規のWordファイルを開く
これも通常,「ファイル」タブの「新規」のステップを踏まないといけませんが,このショートカットで一発です。
結構使います。
- Ctrl + P 印刷画面にジャンプ
これも通常,「ファイル」タブの「印刷」のステップを踏まないといけませんが,このショートカットで一発です。
レポートを印刷して提出しなければいけないという場合は特に威力を発揮するでしょう。
- Shift + Alt + = 数式の挿入
このショートカットキーは必ず覚えましょう。
レポートでは,数式は必ず登場すると思います。
私自身,このショートカットキーは一回のレポートで少なくとも,30回は押すと思います。
- Shift + Ctrl + + 上付き文字
- Shift + Ctrl + = 下付き文字
これらのショートカットキーは必ず覚えましょう。
化学式や,単位などを記述する際に,必ず用いることになります。
右クリックして,,,とかはもうやめましょう。
- Ctrl + ←・→ 単語間の移動
- Ctrl + ↑・↓ 段落間の移動
- Shift + ←・→ 範囲選択
- Fn + ←・→ 行の最初・最後へ移動
この4つのショートカットキーは合わせて使うことが多いです。
タイピングで間違って記述した文字まで戻る時などカーソルキー(↑・↓・→・←)だけは該当箇所まで何回も押さないといけませんが,Ctrlと組み合わせることで,単語を一つの塊としてカーソル移動ができます。
また,該当箇所をコピーしたりするときは,この「Ctrl + Shift + ←・→」とすることで,素早い範囲選択ができます。
- F6 ひらがなに一発変換
- F7 カタカナに一発変換
通常タイピング後に単語を変換する際にはキーボード上の「変換」あるいは,「スペースキー」を使うと思います。
しかし,カタカナに変換したいときに「変換orスペースキー」でわざわざカタカナが出現するまで「↓キー」を押していくのは時間の無駄です。
そんな時には,F7を押すことで,一発でカタカナに変換することができます。
また,ひらがなに変換する際には(厳密には変換とはいわないか?),そのまま「Enter」で構いませんが,誤って漢字変換した場合などにF6キーを押すことで,一発でひらがなに変換することが可能です。
エクセル編(Excel)
ショートカットキー | 意味 |
---|---|
Ctrl + C | コピー |
Ctrl + V | 貼り付け |
Ctrl + X | 切り取り |
Ctrl + Z | 一回前の操作に戻る |
Ctrl + Y | 一回前の操作に戻ったものを戻す |
Ctrl + A | 全選択 |
Ctrl + S | ファイルの上書き保存 |
Ctrl + O | 別のExcelファイルを開く |
Ctrl + N | 新規のExcelファイルを開く |
Shift + ←・→・↑・↓ | セルの範囲選択 |
Ctrl + Shift + ↑・↓ | データをすべて選択 |
Enter | ひとつ下のセルに移動 |
Shift + Enter | ひとつ上のセルに移動 |
Tab | ひとつ右のセルに移動 |
Shift + Tab | ひとつ左のセルに移動 |
F4 | セルの絶対参照 |
- Ctrl + C コピー
- Ctrl + V 貼り付け
- Ctrl + X 切り取り
これらは,ワードの時と同様です。
しかし,貼り付けは様々な貼り付けオプションがあるので,注意してくださいね。
貼り付けオプションに関しては,別記事でご紹介したいと思います。
- Ctrl + Z 一回前の操作に戻る
- Ctrl + Y 一回前の操作に戻ったものを戻す
こちらはワードと同様です。
- Ctrl + A 全選択
エクセルの全選択はワードの時よりたくさん使うと思います。
例えば,別のシートを新規作成したときに,同じ体裁を用いたいときなどに利用することが多いです。
- Ctrl + S ファイルの上書き保存
- Ctrl + O 別のExcelファイルを開く
- Ctrl + N 新規のExcelファイルを開く
これらもワードと同様です。
- Shift + ←・→・↑・↓ セルの範囲選択
セルを複数選択する際に用いるショートカットキーです。
エクセルでは,次のショートカットキーを筆頭にこのショートカットキーも大活躍してくれます。
- Ctrl + Shift + ↑・↓ データをすべて選択
これが一番最強のショートカットキーだと思いますが,例えば,データが縦に,数百個,数千個に並んでいる場合,データの一番先頭を出発点として,このショートカットキーを用いると,データのみ全選択できます。
これは,理系の学生さんであれば,必ず知っておくべきショートカットキーです。
- Enter ひとつ下のセルに移動
- Shift + Enter ひとつ上のセルに移動
- Tab ひとつ右のセルに移動
- Shift + Tab ひとつ左のセルに移動
この4つは,エクセルの操作の基本です。
特に,データを入力する際に威力を発揮します。
ぜひ使いこなして頂けたらと思います。
- F4 セルの絶対参照
数式内でセルの絶対参照する際に,「$」をつける必要がありますが,「F4」キーで一発です。
これもけっこう使います。
パワポ編(PowerPoint)
ショートカットキー | 意味 |
---|---|
Ctrl + C | コピー |
Ctrl + V | 貼り付け |
Ctrl + X | 切り取り |
Ctrl + Z | 一回前の操作に戻る |
Ctrl + Y | 一回前の操作に戻ったものを戻す |
Ctrl + A | 全選択 |
Ctrl + S | ファイルの上書き保存 |
Ctrl + O | 別のPowerPointファイルを開く |
Ctrl + N | 新規PowerPointファイルを開く |
Ctrl + Shift + = | 上付き文字 |
Ctrl + = | 下付き文字 |
- Ctrl + C コピー
- Ctrl + V 貼り付け
- Ctrl + X 切り取り
- Ctrl + Z 一回前の操作に戻る
- Ctrl + Y 一回前の操作に戻ったものを戻す
これらは,ワード,エクセルと同様です。
- Ctrl + A 全選択
- Ctrl + G グループ化
パワポは,レポートに記載する図形や,模式図,フローチャートなどを作成する際に使う機会が多いと思います。
パワポでオリジナルで作成した図形をコピーし,レポートに貼り付けるという過程を踏むはずです。
そこで,この2つのショートカットが役立つわけです。
作成した図形をコピーする際に,そのままだとバラバラのままですから,Ctrl + Aでスライド上の図形を全選択し,Ctrl + Gでグループ化することで,バラバラだった図形たちをひとつの図形として扱うことができるわけです。
レポート作成時に最も使うショートカットキーかなと思います。
- Ctrl + S ファイルの上書き保存
- Ctrl + O 別のPowerPointファイルを開く
- Ctrl + N 新規PowerPointファイルを開く
これらも今までと同様ですね。
- Ctrl + Shift + = 上付き文字
- Ctrl + = 下付き文字
この2つは気を付けてください。
上付き文字はワードと同じショートカットキーですが,下付き文字は,ワードと異なります。
まとめ
本記事では,レポート作成時に役立つショートカットキーをご紹介してきました。
知らないものがあれば,今すぐ覚えてもらって爆速でレポートを終わらせてください!
周りの学生とぜひ差をつけていただければと思います。