こんな方におすすめ
- ワードを使って表を作りたい方
- ワードを使った表の作り方を知りたい方
- いろんな表の作り方を知りたい方
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ワードを用いた表の作り方
- まとめ~ワードを使うメリット・デメリット~
みなさんはレポートに載せる表は,どのツール使って作っていますか?
おそらく大半の人がエクセルのような表計算ソフトではないかと思います。
実はワードの方が速かったりします。
本記事では,ワードを使った表の作り方をご紹介します。
エクセルを用いた表の作り方はこちらの記事で紹介しています。
学生実験レポートの表の書き方~エクセルを使って~
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Contents
ワードを用いた表の作り方
まず,表の枠組みを作っていきます。「挿入」⇒「表」で7行×2列の表を作ります。
セル内に数値を入力します。
罫線を変更していきましょう。「テーブルデザイン」⇒「表のスタイル」の右下チョボをクリック。
一番下の「新しい表のスタイル」を選択。
これから,実験レポート用のテンプレートを作っていきます。「名前」にわかりやすいように名前をつけましょう。「書式」⇒「書式の適用」で「タイトル行」を選択します。
罫線マークを選択し,「上罫線」を選択します。
もう一度,マークをクリックすると,表に罫線が付加されます。
下罫線も同様に加えてください。
次に,「書式の適用」で「集計行」を選択。その後,下罫線を加えましょう。完了したら「OK」です。
すると,先ほど作成した表のテンプレートが表示されます。これを適用しましょう。
しかし,いちいちこれを適用するのは面倒くさいので,作成したテンプレートをデフォルトに設定しておきましょう。作成したテンプレート上で右クリックし,「既定に設定」を選択します。
このポップアップが出てきたら,下の選択肢を選びましょう。
これにより,新規文書を開いた時に,初期からこのテンプレートが適用されます。便利ですよね。
話を戻して,後は,表の体裁を整えましょう。「レイアウト」で幅の変更と文字を中央揃えにしましょう。
これで完成です!
念のため,完成した表がPDF化したときにどのように写されるか確認しておきましょう。「Ctrl + P」で印刷画面に飛んで確認してみましょう。もし気になる点が見つかれば,各自で修正してくださいね。
ワードを使うメリット・デメリット
メリット
- エクセルを別に開かなくて済む
- 上付き・下付き文字をつけやすい
- セルに数式を挿入できる
エクセルを別に開かなくて済む
エクセルで表を作る場合は,ワードとは別に当然エクセルを開かなければいけません。
開くツールが増えるほど,パソコンに負荷がかかり,動作が遅くなります。
ワードだけで表を作ることで,動作が軽くて済みます。
上付き・下付き文字をつけやすい
単位や,インデックス,化学式を振るときに,上付き・下付き文字はたくさん使います。
エクセルでは,上付き・下付き文字のショートカットキーがないので,時間がかかりますが,ワードの場合,「Ctrl + Shift + +」で上付き文字,「Ctrl + Shift + =」で下付き文字にできるので,非常に便利です。
セルに数式を挿入できる
ワードで作った表には,「Shift + Alt + =」で数式を挿入できます。
この数式で単位や化学式などの上付き・下付き文字を入力するのもいいかもしれません。
というかそれが最速の方法だと思います。
ただし,数式は少しパソコンに負荷がかかりがちです。
自分のパソコンと相談しながら進めてください。
デメリット
- 表の行・列を追加するのが面倒くさい
表の行・列を追加するのが面倒くさい
これは,表計算ソフトではないワードだからこその欠点です。
ワードで表を作成する場合は,あらかじめ行数と列数を把握しておくことをおすすめします。
なぜなら,いったん表を作った後に,行・列を追加することは可能ですが,これが数行・数列とかなると,時間がかかるからです。
ワードで表を作成する場合は,実験ノートなどに下書きして,行数と列数をチェックするのがいいと思います。
まとめ~ワードで表作成はあり!~
メリットとデメリットを見てきましたが,個人的には,メリットの方が上回るかなと思います。
やはり,表の中で,数式を挿入できるのはアドバンテージです。
罫線もテンプレート化しておけば,あとは,数値を打ち込み,体裁を軽く整えるだけですから。