こんな方におすすめ
- 学生実験レポートの体裁を知りたい方
- レポートの見栄えをよくしたい方
- 自分の書いたレポートが読みにくいと感じる方
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- レポートの体裁によって読みやすさが変わる!
- レポートの体裁とポイント
レポート作成時に注意するべき,レポートの体裁。
余白が少なくぎちぎちのレポートは読みにくいですよね。
本記事では,誰でも簡単に読みやすいレポートを書くポイントをご紹介します!
Contents
レポートの体裁によって読みやすさが変わる!
レポートは内容も大事なのは当然のことですが,見た目ももちろん大切になってきます。
例えば,余白のないぎちぎちのレポートだと読みにくくて疲れてしまいますし,どこに何が書かれてあるか探すのが難しいかもしれません。
そんな読みにくさを避けるために,レポート体裁の見直しは必要です。
レポートの体裁を改めることで,今までよりも読みやすいレポートに生まれ変わります。
また,学生実験のレポートは卒論の練習にもなるので,体裁にもぜひ注意を払ってもらいたいです。
では,早速レポートの体裁についてみていきましょう。
レポートの体裁とポイント
レポートの体裁で注目すべきポイントは以下の5つです。
- 文字サイズ・フォント
- 余白は十分とる
- 図表のタイトル
文字サイズ・フォント
レポートで用いるべきフォントとサイズは,大体決まっています。
- フォント:游明朝,MS明朝(日本語フォント)/ Century,Times New Roman(英数字フォント)
- サイズ:10.5~11 px
が通常だと思います。
日本語フォントと英数字フォントは使い分けるのが一般的です。
「ワードはほとんどレポートのためにしか使わない」という方は,初期設定を変更することで,ワードを開いた時から,「日本語フォント:游明朝 / 英数字フォント:Century」のようにすることができます。
初期設定で,日本語フォントと英数字フォントを使い分ける方法
ワード入力画面で右クリック⇒「フォント」を選択。
①で日本語フォントと英数字フォントを設定します。今回は,日本語フォントに「游明朝」英数字フォントに「Century」を設定してみました。この設定を新規でワードファイルを開いた時にも適用したいのならば,②の「既定に設定」を選択しましょう。これを設定しておくと,いちいちこの操作をしなくて済むのでおすすめです。最後に,③「OK」です。
ちなみに,フォントと文字サイズについてしか説明してきませんでしたが,他の書式設定についてはどうなの?という方もいると思います。
結論からいうと,他の書式設定はいじる必要はないです。
他の書式設定はワードの初期設定のままでいいと思います。
図表のタイトル
図表のタイトルは位置が決まっています。
図のタイトルは図(グラフや作図など)の下に書き,表のタイトルは表の上に書くのが一般的です。図,表,タイトルはすべて中央揃え(Ctrl+E)にします。そして,図表の上下は,一行分改行しましょう。最後に,「図1-1」などの図表番号の後は半角スペース分空けることを確認しましょう。
余白は十分とる
特に注意するべきは以下の箇所です。
- 図表の上下(解説済み)
- 数式の上下
- 各項目の終わりと始まり
図表の上下(解説済み)
図表の上下は先ほど説明したとおり,一行改行します。
数式の上下
数式は「Alt + Shift + = 」で挿入できますが,数式の上下にも必ず一行分改行しましょう。
各項目の終わりと始まり
各項目の間は2行ほど改行しましょう。場合によっては,3行でもいいかもしれません。ただし,1行だけでは少し余白が少ない印象を受けます。
まとめ
レポートの体裁について紹介してきました。
ほとんどの設定はワードの初期設定で大丈夫ですが,余白などはレポートの読みやすさに直結するため,自分で気を配る必要があります。
体裁についてのポイントについて押さえて,読みやすいレポートを目指しましょう。